誤って使っているカラーリストさんは今日から使用をやめるべきでしょう

kazuworks

2022年11月27日 09:30



日本各地で、パーソナルカラー診断に誤って使われている、撮影用のLEDライト。

本当に心配なのですが、実はこの照明は撮影用であって、パーソナルカラー診断に使うことができるクオリティではありません。
もちろん、商品化しているメーカも想定外でしょうし、明らかに照明の使用用途が異なります。
明るさはとてもありますが、肝心の色はまともに見えない(カラー診断レベルでは)のが普通です。

また、この強烈な光を、顔の至近距離で使うことは、
カラー診断を受ける人に、
カラー診断をする人に、
双方に危険でリスクがあります。


もし、裁判が盛んな欧米なら、係争したら使用した人側が完全に負けると言われています、それほど危険です。



2つ目の赤い店内サインの画像は、良心的なLED売り場の警告表示サイン。
つまり売り場の点灯したLEDを絶対に直視しないでください、責任は持てません、という良心的な警告ですが、これは当たり前のこと。
逆にこれほどの警告を出さずに陳列する側は責任感がないとも言えます。





大事なことですからもう一度。
色を扱うカラーリストにとっては、目や色覚の損傷は致命的、職を失います。
もしお使いのカラーリストさんがこの一文をご覧になられたら、今日から使用はやめてください。
大事なお客様と、カラー診断をなさるカラーリストさん、カラリストさんご自身の将来のためです。

その照明を使うように、誰からか指示されたなら、その指示の根拠を確かめてください。
同時に指示した責任者に安全性の確認をしてください。



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