イメージとちがった色の商品を買ってしまったご経験はありませんか

kazuworks

2023年04月23日 17:59


夜間や地下街でのカラー診断はまず常識的に考えられないことです

コスメや衣服の夜間のショッピングや、地下街でのショッピングで
「イメージとちがった色の商品を買ってしまった」
失敗をお持ちの方はかなり多いと聞きます。

遠い昔、小学校の夏休みの終盤、夜間に絵日記をまとめて描いて仕上げて提出、先生から「色がおかしい」と、私は苦い経験もあります。

実は、私たちの色の判断の基準は自然光。
人工の光100%の場では、よほど照明の品質が高く設計されていなければ、まず誤った色の判断をしてしまうものです。

夜に車のディーラーを訪ねて、購入する大事な車の色を決める人は居ません。
夜に、これから建てる大事なご自宅の建築の外装の色を決める人は居ません。
それは、夜は色がわからないからです。

パーソナルカラー診断は窓が無い会場なら、地下街や夜間のカラー診断と同じで注意が必要です。
まず、そこで見えている色は本来の色と別物と考えて良いでしょう。

同様に、基本的に色彩の勉強も昼間の学習や実習を強くお勧めします。
夜の学習や、同様に窓が無い施設での(夜と同じ環境の)色彩関連実習も、行う/受けるべきではありません。

見えている色が本来の色と異なることは最初からわかっているのですから、色彩に関わる学習や実習が全て無駄なものになり、注意が必要です。

今日のポイントとなる重要なことは、商業施設や会議室等、その場所に窓が無く、人工光100%の環境なら、夜と全く同じ環境とご理解いただき、色に関わるショッピングはもちろん、パーソナルカラー診断やカラーの学習、実習は絶対避けるべきでしょう

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