パーソナルカラー診断の現在地2023年12月

kazuworks

2023年12月25日 08:59



パーソナルカラーの2023年12月24日の現在地です。

パーソナルカラー診断は大きく二極化、大事なこととして慎重に専門サロンでプロから受ける人と、ゲーム感覚で「お楽しみ的」に受けとめる方々と。

この現象は、どちらかの方が正解で、どちらかの方が正解でないとは一概に言えません。
具体的には、前者は、パーソナルカラーの専門家から時間をかけて適切な場所と環境条件で、もちろんメイクを取って受けるカラー診断。
内容的には、コンサルと名のつくレベルで、一面的なものや表面的なものでもなく、その後、受けた方は人生の方向性が変わるほど心を強くされ、主体的に生きるライフスタイルを手に入れる人は多いものです。

一方後者は、パーソナルカラーの専門家とは異なる業者や、パーソナルカラー自体を軽々に扱う業者によって行われる、集客イベントのような簡単なものや、商品購入のおまけ程度に扱われる簡単な時間短縮カラー診断などはそれにあたります。

後者はカラー診断を担当するのは、当然専門家でもプロでもないので、メイクを取る理由も知らず、また、メイクしたままのカラー診断の怖さも知らない担当者でしょう。
メイクを取らないばかりか、カラコンのまま、色の判断基準になる布の色票を使わず/または所持せず、見た目だけで診断したり、手のひらの色や血管の色で判定する業者も珍しくありません。

もちろん、オンラインやネットで画像のやりとりで行うリモート診断は、もはやカラー診断とは呼べない代物。

ただ、後者は、興味や好奇心があって、「一度体験してみたい」というニーズは満たしてくれます。
しかし、、簡易的なもの、本物とはちがう形式だけのもの、と割り切って、ノリで、遊び感覚で受けた簡単カラー診断も、診断を受けた時から時間が経つにつれて、いつのまにかご本人の中で「ちゃんとした人から受けたカラー診断結果」に無意識のうちにすり替わることも多々あります。

すると何が起きるか?

いつのまにか、ノリで、遊び感覚で受けた簡単カラー診断が、意識の中で、正式のカラー診断結果に置き換わってしまうと、ショッピング等で、「私は●●タイプと診断されたから」と、服やコスメを購入してしまいます。ネイルのカラーやヘアカラーを決めるときにも、「以前カラー診断で●●と診断されたから」と、担当者に告げ、その簡易診断結果の色の傾向になるよう指示してしまうことも、多方面で聞きます。

つまり、ついつい、あてにしてしまうのです。

それが実は、大変な不利益なことに。

すると、何が起きるか?

メイクも取っていない、
時間もかけていない、
正式の手順を踏んでいない、

そして、

パーソナルカラーの専門家に診てもらっていないカラー診断結果は、
往往にして、結果が
「真逆の診断結果」であったり、
「どうしてその診断結果に?」
となっているため、
より良いカラーコーディネイトが完成と思いきや、
周囲の方々の不評なカラーコーディネイトになり、がっかりされる方は多いもの。

「何かがおかしい」
「告げられたカラー診断結果が大丈夫じゃないのかも?」

不審に思っても、ただ、すでに時遅しで、
イベント診断は名刺一枚渡されず、
担当者の本名どころか、連絡先もわからないのがほとんど。
イベントは仮設の場所などで行われ、常設ではないのも責任の所在が不明で怖いのはこういう事態。

クレームや質問、相談のしようもありません。

し、しまった。

服やヘアカラーが違和感、浮いている。
メイクがケバい、厚化粧に見える。
顔色が悪いと言われる。

等のNGサインに気がつき、はじめて周囲の声に耳を傾けられ、
「今度は慎重にプロのカラーリストやカラーアナリストをさがそう」
そういう、カラー診断受け直しの方が増えている、2023年12月24日の日本のカラー診断の現在地です。

最後に、カラーの専門家として申し上げます。
実は、パーソナルカラー診断は難しいもの=簡単なものではなく、また責任も重い専門領域です。

例えば、10年フルタイムでパーソナルカラー診断に取り組んだ人でも、異口同音でそうおっしゃいます。
また、歳80歳を越えたパーソナルカラーの大御所の大先輩でも、「最近やっとパーソナルカラーの本質がわかりかけてきました。」とおっしゃるものです。

フルタイムで専念しても難しいもの。
それが、パートタイムや副業でカラー診断をなさる方が、色の判定に不向きな場所で、メイクも取らずに、カラコンのままで、道具や専用ツールを使わず、15分や20分では、

きれいごと申せば、「さらににその難易度が上がる」
となります。

しかし本音では…、もう「できない」と申し上げたいほどです、正直なところ。

では、みなさま、メリークリスマス。


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