麦秋と初夏の訪れ
麦秋と初夏の訪れ
http://mbp-fukuoka.com/color/column/8436/
熊本の水俣まで、新しくなった肥薩オレンジ鉄道水俣駅舎や、同じく水俣市内の観光施設の建築の色彩をリサーチに行きました。
いずれも、九州では知名度の高い水戸岡さんの手によるもの。
最近では熊本市電車や鹿児島の甑島のフェリーや、JR関連の商業施設と手広くデザインなさっています。
私たちは、よくある「地域の産物をデザインに取り入れました」と言うレベルのデザインではなく、
その地域の良さや素晴らしさ、個性が色や形にしっかり込められているかをチェックしています。
本当のまちづくりは、箱物を量産したり、ビッグネームにデザインを依頼するだけでは実現しません。
熊本にも素晴らしい建築家やデザイナーが数えきれないほどいらっしゃり、地場の人材を使うことが、本来の意味での地域の活性化につながると考えています。
多くの熊本の自治体の担当者や首長の皆さんに是非一度気がついて欲しいことです。