カラー/色彩と熊本のまちづくり
水俣市の新しくなったオレンジ鉄道の駅舎を水戸岡鋭治氏が手がけられたと聞き、拝見に行って来ました。
しかし、この色を持って何が水俣駅なのか理解する事はできませんでした。
水俣の素晴らしい所、魅力、他には無い所とは何でしょう。
駅構内の地元のパン屋さんとかも無くなっていて、こぎれいなイタリアンかなにかのレストランが鎮座。
他県から来られた観光の方でしょうか、けげんそうに場違いなピザを召し上がっていたのが印象的です。
経営は水俣の福田農園のようでした。
ただ、本当はキオスクのような売店が必要なのかもしれません。
駅舎には「since2015 MINAMATAYA」
と、水戸岡さんお得意の無機質なアルファベットが氾濫。
このロゴの意味が分かりません。
水俣は歌人淵上毛銭氏や、音楽家村下孝三、もちろん、往年の文化人を輩出した土地柄。
そう言う水俣の歴史多文化はどこに葬られたのでしょう。
関連記事