熊本の景観作り

kazuworks

2015年06月02日 10:55


先日はドイツバイエルン建築家協会の水島信氏をお招きして、景観についての貴重な講演会を持ちました。
画像は講演時の水島氏です、著書も多数あり、建築や都市計画、まちづくりに関わる方にはぜひご一読いただきたいと思います。
http://kumamotocolor.otemo-yan.net/e920111.html

私たちイルドクルールでは、九州で景観と色彩について関わって来ましたが、
中央のコンサルや、著名な建築家やデザイナーによって、いささかリサーチ不足の、また、どこかの焼き直し的建築や景観構成要素が熊本にも粗製濫造されている気がします。

例えば、熊本県内でも、八代の商店街のアーケードも今では前時代の遺物になっています。
また、このブログでも書かせていただきましたが、水俣駅のリニューアルは、何となく違和感があるだけでなく、「水がしたたる」水俣のロゴマーク自体も幼稚に感じます。

JR駅舎のリニューアルでは、同じ九州では佐賀県のJR小城駅が素晴らしい取り組みをなさったようです。
一目して、その駅がある町の魅力が伝わるリニューアル。
何も、著名と言われるデザイナーに頼らずとも、何も駅舎内に一企業に利益を独占させるレストランを入れずとも、駅は駅として機能するべきです。

出来るだけ早期に佐賀の新しくリニューアルされたJR小城駅には撮影に行く予定です。

関連記事