カラーの講演やレッスンはプロジェクターの色管理から

kazuworks

2015年10月04日 16:45



熊本のカラーブログ、前回のプロジェクターの色管理のお話の続編です。
私たちイルドクルールは、毎日のように、カラーの講義やレッスン、講演やプレゼンでプロジェクターを使用します。

もちろん、当方のオフイスならイルドクルールに常設のプロジェクターを使いますが、出先のプロジェクターを使うケースも多々あります。

オフイス常設のプロジェクターも、出力側のMacをキャリブレーションを定期的に行った上で、機器のプロファイルを使って投影するので、ほぼMacのモニターの色と一致して何一つ色的な支障はありません。

また、出先のプロジェクターを使用させていただく際には、定期的にお伺いする所のプロジェクターであれば、時間を別途作ってその会場の環境のプロジェクターのカラープロファイルを作っておきます。そうすれば、特に個体差も無く、色はちゃんと整合性が取れます。

投影したスクリーンを見ながら、
「ここのオレンジ色は本当はレモンイエローなのですが…」
〜とかの、言い訳をするようでは色彩の仕事的に説得力を持ちません。

また、Macをイルドクルールがカラーの業務に使う理由として、この個別の機器のカラープロファイルを保存し、適宜必要に応じて使えるからです。
いまだWindowsPCでカラーのお仕事をなさっておられるカラーリストさんやカラー講師も、時々お見受けしますが、色の管理ができなくて本当に困っておられます。
まず、PC自体の色管理ができていないケース、プロジェクターとのカラーマッチングができていないケース、色々な原因で、カラーの仕事の精度を下げていると聞きます。
当然、WindowsPCであれMacであれ、デフォルトではプロジェクターの色管理はできません。

熊本のカラー講師、カラーリストさんで、プロジェクターでイメージした色が出せない方は、お気軽にイルドクルールにご相談下さい。
カラー関係のデジタル機器の扱い方の基本からレクチャー致します。



熊本のカラー/色彩の講演やレッスン、講師派遣、学校や教育機関の出前授業、企業団体様の研修、また商品開発や店舗、建築等々の色彩計画、まちづくり、色彩に関わる事なら何でもご要望お寄せ下さい。

熊本で自分のパーソナルカラーを知って使い方までレクチャーを受けられる!
この10月から熊本市鶴屋デーパート内NHK文化センターでパーソナルカラーの講座が始まります。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1048901.html

新しくなったNHK文化センターは、受講料もリーズナブル。
ぜひ、ご自身のパーソナルカラーを上手に活用なさいませんか?



★イルドクルールは、色が適正に見えるパーソナルカラー診断専用標準光/アシストライトを日本全国のカラーリストに供給する「パーソナルカラー3.0」を提唱しています。パーソナルカラーの現場では、残念ながら、太陽光の誤った解釈や、レフランプやハロゲンやLED等の光源としての誤った使用が増えています。

色が正しく見えない採光の下、光源の下、環境でのパーソナルカラー診断はジャッジが異なって当然です。
正しい色を扱ったり判断するためには、適正な質と量、一定である光源が必須です。

イルドクルール
http://www.e-sikisai.com

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