プロフィール
kazuworks
kazuworks
カラーコンサルタント/イルドクルールの 長(osa)和洋です。
福岡、大分、熊本、鹿児島〜九州ほぼ全域でカラー専門のコンサルサービスを提供しています。

カラー/色彩は、ほぼ私たちの生活のすべてのジャンルに関係し、衣食住に関する色々なカラーの仕事が存在します。

一般的にカラーコーディネイターの仕事などは認知されていますが、今時は配色は完成されたもの。パソコンソフトでも簡単に美しいバランスのとれた配色が瞬時にできる時代に、カラーのコーディネイトだけで仕事をしていける時代でもなくなっています。

様々な問題やニーズにピンポイントで、つまり極限まで個に対応出来るカラーリストやカラーコンサルタントが求められています。

普段のカラー全般のコンサル業務以外に、大学はじめ教育機関や生涯教育施設での色彩講義や講話も担当。また、次世代を担うカラー/色彩の専門家の人材育成に力を入れています。
まだまだ、日本も九州も、熊本も、仕事のできるカラーリスト、社会に貢献出来るカラーセラピスト、目の前で問題解決出来るカラーコンサルタントが足りません。

このブログで、そんな日本内外のカラーの業界の事情や問題も取り上げながら、熊本の皆さんの一つでもためになればと考えています。

色彩学、カラーコーディネイト、配色、デジタルカラー、パーソナルカラー、カラー診断、イメージコンサルティング(イメコン)、色彩心理、カラーセラピー、カラーマネジメント、カラーマッチング、環境色彩、景観色彩、建築の色彩、内装や外装の色彩、…色々なカラー/色彩の話題と情報をアップして参ります。

詳しくは当方の所属カラーコンサルタント
↓イルドクルールのWEBサイトをぜひご覧下さい。
https://www.e-sikisai.com
(どうぞ、「イルドクルール」で検索してください)
↓メールでのお問合せもお気軽に
color@e-sikisai.com
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
QRコード
QRCODE
Information
おてもやんTOP

ログイン

アクセスカウンタ

2023年11月13日

パーソナルカラー診断の見える化の情報

イルドクルールのパーソナルカラー診断の流れ

福岡天神のイルドクルールのパーソナルカラー診断自体が、

「ていねいなカラー診断で嬉しかった」

「カラー診断できちんと対応してもらえて良かった」

「カラー診断を慎重にひとつひとつ進めてもらえた」

「なぜその色がベターなのか理路整然と示してくれた」

と、ありがたいことにお客様から直接に、また間接的にご評価いただくことが多いものです。

その多くのお客様がおっしゃる、

ていねいで、基本通りで、慎重で、わかりやすく、

そして、しっかり時間をかけてお客様一人一人と向き合う姿勢は、そのままイルドクルールのカラーのコンサルの指針であり柱でもあります。

加えて、九州山口では他に導入例が無い、※「色が正しく見える」国内外最高品質の演色評価指数Ra99AAA非LED色評価用照明を必ずカラー診断に使うところも、イルドクルールが基本通りに、手数や物理的なことを妥協することなく、お客様に誠心誠意で相対していることも、すべてカラーのコンサルタントとしてごく基本的に当たり前のことを提供していると考えています。
※「色が正しく見える」最高数値Ra99AAAは国内外最高数値です/NPO色ヒトこころ2023年11月調べ

「イルドクルールの基本に忠実なパーソナルカラー診断の流れ」

(最初に簡単激短診断について)
近年は、クイック診断やスピード診断と、あたかも速さを競うような簡単なカラー診断が増えました。
中には、スピードカラー診断資格/簡易診断士のような「資格のようなもの」を配布する業者も。
ただ、当然、速さを掲げるカラー診断に精度は存在しませんし、診断結果もあてになりません。
その理由は、メイクを取らないからです(当然カラコンもそのままと聞きます)。
メイクを取らない以上、カラー診断は成立しませんので、速さは最初から必要ないということです。

イルドクルールのパーソナルカラー診断の流れ

まず、カラー診断はカウンセリングに等しい性格のもの。
初対面のお客様ですので、ご挨拶しお名刺お渡し後、カラー診断の前段階のヒアリングはとても需要、普段お困りのことから、お好きな色や普段のファッション傾向もお伺いし情報を集めます。
(ヒアリングの内容は割愛しますが、時間的にも5〜10分はかかりますが、医療の場合と同じです)

次に、お客様の個性の情報の把握と分析に進みます。
イルドクルールでは、このプロセスで、お肌の色の傾向も告知しますので、診断以降のお選びになるファンデーションの色の参考にしてください。
ここでは、お客様の目や髪や肌の色や質感や特性の情報収集に努めますが、私たちはそれをパーツと捉えず、大事なお客様の個性の一つと考え慎重に分析します。

また、ここでは、お客様の体型や骨格、お顔の形状的な個性(いわゆるお顔立ち)も勘案して参りますので、イルドクルールのカラーコンサルを受けた人が、別のサロンで顔型の診断や判定や、体型や骨格の診断や判定を、別料金で受けなおすことは全く必要ありません。
(イルドクルールのコンサルタントの多くが、お客様を平面的に捉えず3Dで理解するために定期的にデッザンに取り組んでいるのは、この把握力を高めるためで、日本全国、デッザンに真剣に取り組んでいるカラーリストは他に聞きません)

デッサンに取り組みルドクルール井手大基

ヒアリング、情報収集と分析を経たところで(担当によってはここまでで20分かかるもののいますがそれはていねいで慎重であるということです)、初めてパーソナルカラーの判定に入って参ります。

「色が正しく見える」色評価用照明の前に位置していただき、色を判定する最適な照度を保ち、カラーアナリストが、まずベースの判断をいたします。
近年は、イエローベース、ブルーベース、以外にグリーンベースとか他のベースを(何か特別な意図があって)言い出す業者も出てきましたが、それは色彩調和理論を理解なさっていない、または先人の色彩調和理論を軽視なさているからにすぎません。「グリーンベース」を持ち出すところから、根本的に色彩を理解なさっていないので、スルーして良い軽微なことだと考えています。

このベースの判断や判定を、まるで「仲間探し」のように、どっちに属するのか、で終始する簡単なカラー診断やカラーリストを名乗る業者、なかには「ベース診断士」というものをこさえてしまった業者もありますが、パーソナルカラーにおける「ベース」は、簡単に、どちらに属するのか、というような簡単なものではありません。
30年近くイルドクルールはプロの育成に関わっていますが、実際プロのカラーアナリストを育成する現場でも、ベースの判定がカラー診断の成否を左右し、このベースの判定ができるようになるまで多くの経験値と理解が必要で難関中の難関がベースの判定なのです。浅い視野と経験の時間だけを短縮した激短診断は、この部分でも非現実で非実用なことが明白です。

ベースの判定を経て、コンサルをさらに進化と深化させる、ソフトまたはハードの判定に進みます。
ここで、特にハードの概念が時々誤解を受けますが、ハードは、ガチガチしているとか、強固である、男性的であるというのではなく、しっかりとした深みのある個性ということでご理解いただけますと、ハードと判定された方もご納得いただけると思います。特に女性は、ハード=強い、男性的だ、と言われて違和感を持つ方も多いことでしょう。

カラーの提案松元昌子イルドクルール

ここでは、イルドクルールでは、「お似合いです」「こちらの色が似合う」を連発することはまずありません。「似合う論」、つまり、似合うという言葉や評価は曖昧すぎて、パーソナルカラー診断にふさわしくありません。実際にお客様にドレーピング(指標となる色布をお客様に簡易的に試着していただくこと)を行い、カラーアナリストは、「似合う」「似合わない」ではなく、その色を身につけられることで「どう見えるか」を客観的にお伝えします。

そうなると、パーソナルカラー診断には、マスト(ねばならない)は存在しないということもご理解いただけでしょう。パーソナルカラーを身につけなければならない、ではなく、even better、または、more better
な色のグループを、カラーアナリストがご提案するのです。

パーソナルカラーの見える化

ただ、一色ごとに、色相ごとに、その相乗効果は異なりますので、色の集合体として、色の傾向が一目でわかりやすく理論的にまとめられているのが、4タイプ(わかりやすいので四季になぞらえて、4シーズンで解説されます)の同じような色の個性が集まったグループで提示されます。

一色ごとに相乗効果は大なり小なり変わりますので、そこを追いかけた細分化カラー診断(8分割、12分割、16分割、またはそれ以上)は、私たちは採用していません。むしろ色ごと明度や色相や再度は異なりますのでに効果は変わりますし、それを突き詰めてクライアント/大事なお客様に提示しても難解すぎて活用も難しいでしょう。
色彩の専門用語、トーンや、明度や彩度、色の清濁を力説して細分化に力を注ぐのは、ある意味、カラーリストの自己満足と言われても仕方布がない気がします。

一般の方々は、色彩の専門用語、トーンや、明度や彩度、色の清濁がさっぱりわからない方が大多数です。

プロのカラーリストは難しいものをわかりやすく伝えることが仕事です。
難しいことをさらに難解に見せ付加価値を作為的に高めるようなことはあってはなりません。

長くなりましたが、そのように、イルドクルールでは一つ一つ、お客様と確認やコンセンサスを大事にし、コミュニケーションしながらパーソナルカラー診断やコンサルを進めますので、今時の、激短、10分や15分に近いクイックカラー診断、スピードカラー診断には同意できません。

なぜなら、パーソナルカラー診断というものが、受けた方のその後の人生や生活に大きな影響力をもたらすことを知っているからです。
それも理由としては、30年近いカラーの提案や取り組みのなかで、イルドクルールでカラー診断やコンサルを受けた方々と再会するからです。

一人一人のお客様のカラー診断を受けたその後を、それを知らない、または日が浅いカラーリストの方々は知り得ないことですが、パーソナルカラー診断の重みであり責任かもしれません。

より良い色のご提案イルドクルール

結果、イルドクルールのパーソナルカラー診断は、ていねいで、慎重で、手数や時間を省かず、基本に忠実にお一人お一人に時間をかけて提供しているのです。

今日は特に長文になりましたがご容赦ください、ありがとうございました。


同じカテゴリー(美容熊本)の記事画像
明らかにパーソナルカラー診断に不適切と考えられる照明の誤用について
プロの正規のパーソナルカラー診断はイメコンもコースや担当も自由に選べます
30周年感謝企画のご案内パーソナルカラー診断のイルドクルール
福岡でプロのパーソナルカラーアナリストを養成するコースが4月に開講します
パーソナルカラー診断に使う色評価用照明はイルドクルールだけの限定設備です
GWにパーソナルカラー診断のスキルをアップしていただく集中レッスン
同じカテゴリー(美容熊本)の記事
 明らかにパーソナルカラー診断に不適切と考えられる照明の誤用について (2024-04-20 17:38)
 プロの正規のパーソナルカラー診断はイメコンもコースや担当も自由に選べます (2024-04-14 13:17)
 30周年感謝企画のご案内パーソナルカラー診断のイルドクルール (2024-04-05 10:30)
 福岡でプロのパーソナルカラーアナリストを養成するコースが4月に開講します (2024-03-25 17:02)
 パーソナルカラー診断に使う色評価用照明はイルドクルールだけの限定設備です (2024-03-19 11:12)
 GWにパーソナルカラー診断のスキルをアップしていただく集中レッスン (2024-03-15 09:53)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。