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カラーコンサルタント/イルドクルールの 長(osa)和洋です。
福岡、大分、熊本、鹿児島〜九州ほぼ全域でカラー専門のコンサルサービスを提供しています。

カラー/色彩は、ほぼ私たちの生活のすべてのジャンルに関係し、衣食住に関する色々なカラーの仕事が存在します。

一般的にカラーコーディネイターの仕事などは認知されていますが、今時は配色は完成されたもの。パソコンソフトでも簡単に美しいバランスのとれた配色が瞬時にできる時代に、カラーのコーディネイトだけで仕事をしていける時代でもなくなっています。

様々な問題やニーズにピンポイントで、つまり極限まで個に対応出来るカラーリストやカラーコンサルタントが求められています。

普段のカラー全般のコンサル業務以外に、大学はじめ教育機関や生涯教育施設での色彩講義や講話も担当。また、次世代を担うカラー/色彩の専門家の人材育成に力を入れています。
まだまだ、日本も九州も、熊本も、仕事のできるカラーリスト、社会に貢献出来るカラーセラピスト、目の前で問題解決出来るカラーコンサルタントが足りません。

このブログで、そんな日本内外のカラーの業界の事情や問題も取り上げながら、熊本の皆さんの一つでもためになればと考えています。

色彩学、カラーコーディネイト、配色、デジタルカラー、パーソナルカラー、カラー診断、イメージコンサルティング(イメコン)、色彩心理、カラーセラピー、カラーマネジメント、カラーマッチング、環境色彩、景観色彩、建築の色彩、内装や外装の色彩、…色々なカラー/色彩の話題と情報をアップして参ります。

詳しくは当方の所属カラーコンサルタント
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2023年10月31日

パーソナルカラー診断は誤った光や不適切な照明下での受診は避けるべきです

カラー診断と本来の色と光イルドクルール

前回のブログでは、同じ汎用のLED照明(安全性と精度的問題でイルドクルールはカラー診断にはLEDは使っていません)で、色温度を変化/調整して身近な果物をサンプルにして、そのちがいをお見せしましたが、今日は映像業界のカラーターゲットを使って、そのちがいをご覧ください。

1枚目の画像は、多くのショッピングモールやアパレルやコスメショップ等でも見かける、比較的色温度の低いLED照明(演色性Ra80程度です)。

2枚目は、画像処理ソフトを使って、カラーチャートが適正なニュートラルな色温度になるよう編集しました。つまりこちらが本来の色に近いということになり、イルドクルールの光の管理はこちらを光の管理設定の基本にしています。

色温度が低いNG照明イルドクルール福岡
色温度が適正な再現イルドクルール


イルドクルールは、メイクを取っていただき、ていねいで慎重な正規のパーソナルカラー診断を提供する上で、この2枚目の画像の環境になるよう、照明はLEDは一切使わず、色彩を専門で扱うデザインやプロダクト業界の定番の非LED色評価用照明/Ra99AAAの演色評価指数、色温度も物体色測定に基本色温度、照度もJISがガイドラインを出す設定通りで、理想の照射角度と範囲、加えて環境光も同じ照明を使い、室内は100%色評価用照明の光で、照明のミックスを行っていないので光の質の純度が高い、デザイン現場の色校正ブースと同じかそれ以上の環境です。


イルドクルール3.0アイコン202111


▼直近の御注目度が高いカラーのブログ記事
「どのような光でカラー診断をお受けになりましたか?」
「ショッピングモール等でパーソナルカラー診断を一切行わない理由」


カラースクール福岡天神イルドクルール

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イルドクルール

WEBsiite https://www.e-sikisai.com/coloranalysis1.html
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「景観色彩ファイル」福岡景観色彩研究会ブログ
  

2023年10月30日

パーソナルカラー診断は、照明や環境で大きな差が出てしまい精度的な問題になっています

実際の現況としては、日本各地で行われているパーソナルカラー診断は、照明や環境で大きな差が出てしまい精度的な問題になっています。

福岡天神のイルドクルールでは長くそのことを問題視し、改善に取り組み、無法地帯となっている一部の安易なカラー診断や、手順をトレースしただけの簡易カラー診断をご利用なさる方々に警鐘を鳴らしています。

画像は別のカラー専門ブログに掲載した、照明によるモチーフの色の異なりですが、この差異を小さく捉えるか大きく捉えるかで、カラー診断担当者のカラー/色彩のこだわりや専門性の差が出ると考えます。

この差は深刻なほど大きいのです。

上から順に、
色温度が高い照明/不適切、
適正な色温度に近い照明/色温度的には適切、
色温度が低い照明/不適切。

ただ、いずれも色が正確に見えるとは言えない、Ra80程度の汎用のLEDを使っていますので、演色性は今回度外視し、別の機会に演色性や照度についても解説します。この状態はまだ、本来の色とは言えません。

色温度が高いNG照明イルドクルール
色温度が適正に近い照明イルドクルール
色温度が低いNG照明イルドクルール

もちろん、カラー診断には、この色温度の管理は要素の一つでしかなく、色を正確に判断するには、照度や演色性、照射角度等々の各要素をしっかり管理して一定に水準を保つことが必須で、イルドクルールはそれを実行しています。

また、この3つのサンプルの色の傾向の違いが確認できないパソコンやスマホでカラーの業務を行うことは、かなりリスクがあり、カラーの業務に使用するパソコンやタブレット、スマホがまず「色を正確に表示」できるよう、専門的に調整しておくことが必要です。

色の表示が最初からカラーリスト用にチューニングされていなかったり、劣化して色が偏っていたり、モニターの色温度設定が誤っていたり、根拠のない誤った場違いなカラープロファイルが使われていると、カラー/色彩の業務に使用できない端末であるとともに、プリントしても「印刷物が色がおかしい(モニターで表示している色とデータがいちじるしく異なる)、プロジェクターや外部モニター、リモート等で外部や遠隔地の環境で画面を表示すると、イメージと異なる色だ表示される結果になり、業務に大きな支障が出ます。



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2023年10月29日

熊本でパーソナルカラーを色が正しく見える照明で受けるカラー診断会ご応募ありがとうございます

エクスカラー有吉知幸カラーコンサルタント

熊本で初開催となる、色が正しく見えるRa99AAAの非LEDを使用した標準光カラー診断会、おかげさまで本日実施となりました。

熊本でご応募いただきました皆様、どうぞ気をつけて会場までお越しください。

また、会場ではカラーコンサルタント・エクスカラーの有吉知幸が、皆様からのパーソナルカラーに対する質問や疑問にきめ細かくお答えしますので、どうぞお時間の許す限り、いっぱい最新のパーソナルカラーの情報をお持ち帰りください。


アシストライト熊本
  

2023年10月25日

パーソナルカラー診断はメイクオフがいちばんの基本です

メイクオフのパーソナルカラー診断をお勧めしています

メイクを落とさないで受けるパーソナルカラー診断の意味がない理由とは

AFT色彩検定の秋期試験も目前ですが、色彩を学ぶと、私たちが見ている物体の色は光源の光が反射した光を、目に見える色としていることがわかります。

とてもシンプルな話で、物体にそもそも色は存在せず、色として見えているのは反射した光の成分ということです。

このことからも、メイクをしたままパーソナルカラー診断を受ける/行うということは、(一般的には)日焼け止めやファンデーション、さらにコスメが皮膚の上に乗っているわけですから、本来の素肌の状態と「反射する光」が異なって見える、つまりそこで見ている色は、メイクによって異なる色が見えていることになり、その状態でパーソナルカラー診断として、その方の個性を把握するには無理があるという理由です。

全くの無垢の状態の材木も、表面加工としてラッカーやニスを塗ると表情や色は一変。
もちろん、いろいろな塗料をペイントすると、杉材だったのかヒノキだったのか、合板だったのかもう全くわかりません。

実はパーソナルカラー診断はとても難しい専門技術。
素顔の状態で受けないと、そのパーソナルカラー診断自体が破綻します。

イルドクルールは、メイクを取らないカラー診断は避けるべきであると提唱し続けています。
そこに、メリットや意味がないからです。

イルドクルールのコスメはオーガニック

イルドクルールでのパーソナルカラー診断は、
サロンにおいでいただいてから、メイク落とし等で素顔になっていただきます。
また、お帰りにのために、時間があればリップ等もお試しいただけるよう、コスメのテスターをご用意。
他に、メイクアドバイスのBコースをお選びの方には、お客様に一番フィットするコスメカラーでパーソナルカラーメイクをご提案いたします。

お気に入りのカラーコスメは在庫があれば、その場でお買い上げ可能です。



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2023年10月24日

パーソナルカラー診断をどこで誰から受けたら良いか迷っている人へ最新情報

カラー診断福岡イルドクルール

パーソナルカラー診断を、どこで誰から受けるか迷ったら?

カラー診断は、なぜ「診断」という名称になっているかがヒントです。

すると、それは例えばヘアーカットとは選ぶ基準が異なることにぜひ注意してください。
ヘアーカットやヘアーカラーなら、例えば、

ネットや雑誌でクーポンが出ていてお手頃料金だから。
スタイリスト(女性)さんがおしゃれで可愛いから。
スタイリスト(男性)さんがかっこいいから。
お店やサロンがおしゃれだから。

と、理由はいろいろでしょう。

たまぁにある、理髪店の、
「平成00年カットコンクールで全国優勝!」
という触れ込みには、あまり反応しないとも。

カラー診断は、医療の診断と同じと捉えてください。

安いからとか、お医者さんが素敵で推しだから、
〜はお医者さんにかかる選択理由になりません。

パーソナルカラー診断は、難易度の高い専門技術。
だれでもカラー診断できちゃうというものでもないのです。

お医者さんと同じなら、

実績であったり、ふだんの専門的な取り組みだったり、
担当者のプロフィールや普段の活動が公開されていること。
もちろん、固定の病院や医院があること。
先進の医療設備が揃っていること。
情報公開としてはホームページも必須、SNSだけでは何もわからないでしょう。

あと、そこに実際に行った人からの紹介が一番の安心材料。
そのカラーサロンでどのような提案を受けて、何がどうなったかがわかれば、
一番の安心材料です。


と、これだけ書くのには理由があって、
全国的な傾向なのですが、びっくりするほど、

「カラー診断やっちゃいます」
「カラー診断とイメコン始めました」
「イメコン始めちゃいます」
という感じで、色んな方々が、パーソナルカラー診断や、イメージコンサルティング(今一般的にいうイメコン)を、どのような経過かわかりませんが、有料で始めていらっしゃるからです。

コロナ禍を機に、一気に増えた感じはあります。

よく見聞きするのが、パーソナルカラー診断の、

「リモート診断」
「アプリ診断」
「オンライン診断」

どのような人が診断やジャッジしているのか全くのブラックボックスです。
もちろん、オンラインやアプリではカラー診断はできません、自己診断も同じです。
すべて、医療と同じと考えてください。

アプリで乳がん検診して、誰がその後の責任を取ってくれるでしょう?

パーソナルカラー診断やイメコンを、だれを、どこを、何を基準に選んで良いかわからない。
そういう状況でお困りの方は増えています。

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2023年10月23日

イルドクルールでは色彩採集をしています

空色10月イルドクルール

秋空サンプリング10月イルドクルール

もう数年続けていますが、イルドクルールでは、色彩採集をここ九州の自然を中心に続けています。
そもそも、カラーコンサルタントは現地調査の意味もあり、色彩調査は日常の業務の一環でもあります。

往時は、マンセルを用いる人(マンセルを常時携行できたかは不明)、PCCSのような簡易なカラーカードを用いる人、用途的には少し間違っていますがDICやTOYOの色見本を用いる人、中には日塗工の色見本を用いていた人も。

イルドクルールでは、色がニュートラルに記録できるメーカーのチューニングしたカメラで、念のためカラーターゲットを併用しながら撮影し、色彩を抽出しています。

昔でいう、「色見本では、近いところでは…」ではなく、ダイレクトにサンプリングしています。
近似色をPANTON(R)で探すこともありますが、ダイレクトな色に勝るものはありません。

カラーマネジメント福岡イルドクルール

また、色彩の専門分野としては、使用するワークステーションのモニターの制御は必須で、定期的なキャリブレーションは怠りません。
実は3ヶ月もサボると、モニターの色は少しズレが生じてしまい、仕事に支障が出るのです。

他に、プレゼンも機会が多いので、使用するプロジェクターもキャリブレーションをとったものを携行しています。今では会場にプロジェクターが常備されているケースばかりですが、個体差もあり、持ち込んだマシンのデータの色がそのまま出ることはありませんし、環境でも投影する画像の色は変わってしまいます。
自前のプロジェクターを持ち込むのは、会場で画像を投影して「こんな色じゃなかった」となっては、大恥だからです。

多くのプレゼンの現場での、「色がおかしい」は、
プロジェクターは問題ないのにPCの色がそもそもおかしかったりズレている。
プロジェクターの色が劣化して、加えてPCの色もおかしかったりズレている。
というケースがほとんど。

トラブルを防ぐためには、
まず、PC側の色を適正な状態にし、モニター上で適正な色を表示してデータ作成し、
使用するプロジェクターを通して投影した色をもとに、あるべき色にモニターの色とカラーマッチングを行うことです。

  

2023年10月21日

色彩検定やカラーを学ぶ場所に色が正しく見える光や照明が無いとかなり困る理由

ちょうど、AFT色彩検定対策の勉強、追い込みにかかっておいでの方も、学生の皆様含め多いと存じます。
ここ福岡では、公立高校でもAFT色彩検定をカリキュラムに加えている科もあったと記憶しています。

その色彩検定のテキストの初級的な3級のテキストにも掲げられている、分光分布のグラフですが、ただグラフを見ただけでは、なんとなく色光の分布(厳密に言いますと可視光と言われる人が感知できる電磁波のこと)は、把握できますが、それが実生活でどう影響を及ぼすのか理解は難しいと思います。

福岡のカラーコンサルタント・イルドクルールでは、実際に様々な光源を計測して、分光分布グラフやそこで採取される様々な数値を見て、その光の特性を判断しています。

画像は、理想とされる晴れた日の昼の間の太陽光。
そして2枚目の画像は、イルドクルールが常備し使用する「色が正しく見える」非LED色評価用照明のグラフです。
加えて、3枚目は売り場の責任者に許可をいただき、計測した大型商業施設のアパレル売り場の照明の数値です。ご担当者様は、この後、売り場に「色が正しく見える」色確認ブースまたは確認用照明の設置の検討をなさいました。実際、お買い物の返品やクレームの多くは「色ちがい」だそうで、それはネットでの販売は顕著だそうです。

北の窓からの快晴の晴天の自然光/イルドクルール
実測Ra98
自然光北の窓からの晴天イルドクルール

パーソナルカラー診断やレッスン用の色評価用照明
イルドクルール福岡天神
実測Ra99


博多駅商業施設/アパレル売り場照明
実測Ra78
博多駅商業施設照明

当然のこと、この可視光のバランスが極端に悪ければ、目の前の色はアンバランスに見えます。
また、可視光の中に最初から存在しない波長の色は、物体に光がに当たっても、反射色としてはその色は見えにくいというのがそもそもの考え方でしょう。

なので、増減こそあれ、自然光も、色評価用照明も、ほぼ全波長の色光を含んでいるので、色が正しく見えるのです。


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2023年10月19日

色彩検定や色彩、デザインを学ぶ場所の光が、色が正しく見えないと困る理由


AFT色彩検定を学ぶにも色が正しく見える環境は大事イルドクルール福岡


カラースクール・イルドクルールは、デザインやアパレル、各種プロダクトの現場の色校正ブース/色検証ブースと同じかそれ以上の「色が正しく見える」環境と照明を常備しています。

イルドクルールは長くそのことを提唱していますが、「色が正しく見える環境」は当然、色彩学やデザインアートを学ぶ方々にはとても大事。

イルドクルールのほとんどの講義と実習は、色評価用照明(演色性Ra99AAAの非LEDの特殊な照明を色温度を統一して使用します)のもとで行われます。つまり、色彩学を学ぶ入り口の部分で、色を誤って解釈したり理解してもらっては、その後の学びに大きな影響が出るからです。

少なくとも、スクールや学校と名のつくところで、世界最高水準の演色性の光の下で色彩を学ぶところは、日本に他に無いのかもしれません。もしあったらぜひ教えてください。まだまだ、このことは改善を推進していく必要があります。

画像のように、目の前の色は(いくら人の視覚や脳が順応するとはいえ限界があります)光源や環境でかなり異なって見えます。

最初のサンプルは、色温度の違いで異なって見える肌色見本。

照明による肌色の異なる見え方イルドクルール

次の見本は、光源の演色性が低いLED照明(実測Ra80以下)で、鮮やかな衣装がどう見えるかと、それが見慣れたカットフルーツならどうなるか(2枚目は画像編集ソフトでターゲットを使って本来の色に近く編集してあります)。

演色性が低い照明の着物の見え方イルドクルール
演色性が適正な照明の着物の見え方イルドクルール

演色性が低い照明の果物の見え方イルドクルール
演色性が適正な照明の果物の見え方イルドクルール


デザインやアパレル、各種プロダクトの現場の色校正ブース/色検証ブースには、最高レベルの「色が正しく見える」照明を使っています。

色を判定する、色を決める、色を評価する場所なら当然ですが、実は色を学ぶ場にも「色が正しく見える」環境は必須なのです。

イルドクルールは、そのような専門の分野と匹敵する、またそれ以上の精度の「色が正しく見える」照明を常備し、色温度や照度も管理してベストな色彩を学ぶ環境を提供しているスクールです。

一般的に、自然光が入る環境なら支障がない、とも言われますが、その自然光も、気象条件や時刻、方角や緯度、周辺環境で光の成分はまちまちで、しかも一定ではなく常に変化しています。

また、イルドクルールは光源のミックスを行いませんが、一般的には照明/光源ごとに演色性や照度、色温度が異なるので、目の前の色はその見え方に複雑な差異を見せます。商業施設のコスメコーナー等では、同じブランドの敷地内で、同じ商品が異なった色に見えて消費者のショッピングにおける色のトラブルは(商業施設の照明が光が直進するLEDに代わってさらに)増えていると報告があります。

こちらは、モデルさんを新しい汎用のLEDの設備の会議室の照明で撮っています。

LEDによる撮影データ無編集イルドクルール
LEDによる撮影データを色編集イルドクルール

(色が優れないのは、LED/1つめ、まんべんなく各波長の色光を最初から含んでいないためです。2枚目の画像は画像編集ソフトでターゲットを使って本来の色に近く編集してあります)

最後はせっかく作っていただいたオムレツです。
1枚目は家庭のLED照明/演色性Ra80以下。

汎用LEDで撮影したオムレツ無修正イルドクルール
汎用LEDで撮影したオムレツ適正な色に修正イルドクルール

近年では、東京の築地から豊洲に東京市場が移動した当初、照明が変わったので、長年の経験のあるマグロの目利きの皆さんの経験値が豊洲の新しい(恐らくはLED)照明下で発揮できず、一部でパニックになったとも(マグロの投球や品位を色味で見極められなくなったため)。

このように、色が正しく見えないと厳密な色の判定や色彩の学習は成立しません。


イルドクルール3.0アイコン202111


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2023年10月18日

パーソナルカラー診断はお客様に誠意を尽くすと基本に忠実な標準光を使う結論に


カラーアナリスト養成コース福岡イルドクルール

イルドクルールのパーソナルカラー診断に、色が正しく見える演色性Ra99AAAの非LED色評価用という、国内外最高レベルのスペックの専門性の高い特別な照明を、「なぜ、そこまで必要なのか?」のご質問を多くいただきます。

昔は、どこのカラースクールも厳格な教育を行っていましたので、日本どこに行ってもパーソナルカラー診断は素顔で、自然光を採光として取れる場所に限って行われていた記憶があります。

もし、手を抜いて、メイクをしたままのクライアントをカラー診断するようなことがあると、「どこの学校の、誰がそのような指導をしたのか」問い詰められてもおかしくない空気はありました。それほど、ピリピリとした専門分野ならではの緊張感がありました。

しかし、今はもう把握できないほど、カラー診断の手順を教える個人的な講師や業者が台頭。また、(検定が悪いと言うのではないのですが)パーソナルカラーの検定というものができてしまって以来、検定のテキストの範囲だけでプロを名乗る人が増え、実技の指導無しで、指導いただく師範不在でテキストが先生がわりで、(検定試験にパスしただけで)プロのカラーリストを名乗る方もいらっしゃると言う情報も。

そのような混沌としたパーソナルカラー界の状況の中、本来は最新の色彩調和理論に則ったパーソナルカラー理論があったところを、異なった解釈や、一部の裏付けのない解釈のもと、パーソナルカラーの理論が、あってはならない多様な解釈のもと、いろいろなパーソナルカラー診断ができてしまっています。

そこには、解釈が異なるので、「メイクは取らずにカラー診断はできる」「カラコンのままでカラー診断はできる」「どのような光の下(素性のわからない光)でもカラー診断はできる」「色票(カラードレープ)は使わなくても見た目でカラー診断はできる」「インターネット等の利用で遠隔地の人もカラー診断はできる」「メールに画像を添付してもらえばカラー診断はできる」ほか、本当に把握できないほど多様化しています。

中には「パーソナルカラーは結構変化するので、2年おき程度に(うちに)カラー診断を再診する方が良い。」と、びっくりするような乱暴な持論を述べる業者まで現れました。

まさにカオスです。

ただ、そのほとんどが、きちんと色彩や光学、物理、ほか関わる専門を修めていれば、また、一般的な他業種の色彩の現場を踏んでいれば「おかしい」と気付く次元のこと。
逆に、浅い知識や少ない経験しかない方々が、パーソナルカラー診断や理論を軽んじている気がします。

話を元に戻せば、イルドクルールが、頑なに基本にこだわるのか、また、照明に「最高品質(色温度管理の可能な色の正しく見える尺度の演色性Ra99AAAは国内外最高スペックです/2023年10月調べ)」にこだわるのかですが、それは、楽しみにパーソナルカラー診断においでいただくお客様への誠意と責任です。

イルドクルールのパーソナルカラー診断で、お客様に、
「お客様はウインタータイプ、かもしれませんが、そうでないかもしれません。」
とか、
「お客様はウインターのような気がしますが、でも数年後はオータムに変わるかもしれません。」
と言うカラー診断はできないのです。

カラーリストは、慎重にお客様の個性の分析を行い、判定を出します。
ただ、その判定は、
「お似合いになる」と言う主観的なものでなく、
一つ一つの診断プロセスのもと、判定をお伝えしご提案差し上げるのです。

そこに、後から、
「メイクをなさっていたから判定がおかしかったかもしれない」
とか、
「会場の照明が悪かったから、他では覆るかもしれない」
「私は細分化したパーソナルカラー理論肯定なので、4シーズンとは結論は合致しない」
と言う無責任なことは言えないのです。

もちろん、人が行うカラー診断は、医療と同じく100%の正解はないでしょう。
ただし、イルドクルールは、より良い答えを導き出し、より良い提案をし、お客様にベストな色彩活用をしていただくために、訓練と研鑽を積み、考えられる最高の条件の場所をつくり、パーソナルカラーに基本通りに何一つ省略せず、誠心誠意でカラー診断を(ごく当たり前に)責任感を持ってあたっています。

ですので、色が正しく見える照明も、お客様への責任を考えれば、投資して設備して当たり前の大前提のことと考えています。

プロカラーアナリスト養成コース福岡イルドクルール2023

今日は、イルドクルールに熱心に学びに来ていただいているプロのカラーアナリスト養成コースの生徒の皆様にそのようなことを伝えました。

皆さんは、しっかり長い時間をかけて直に師範から学び、診断に適したベストな照明も設備し、そして実習も積極的に重ねてこられた。
本当に真剣に勉強していらっしゃる、その自負を持ってください、とお伝えしました。
  

2023年10月17日

色彩に関する企業団体様からの講習や講演のご相談を承っております@カラーコンサルタント福岡


色彩講演福岡イルドクルール松元昌子2023年10月

カラーコンサルタント・カラースクール/イルドクルールでは、色彩に関する企業団体様からの講習や講演のご相談を承っております。

ご依頼いただく企業団体の皆様は、
一般企業、地方公共団体、また専門分野として電力、公共交通機関、デザイン、製造、販売、流通、医療、介護、ブライダルといった企業や団体の皆様。

他に、教育(個別の幼稚園、公立小中学校/特別支援学校、学校教員互助会)、生涯教育施設、高齢者生涯教育施設、社会教育施設、勤労青少年教育施設、公民館の皆様。

ご依頼いただきます講習や講演内容は、
色彩計画やカラーコーディネイト、色彩学、カラーマネジメント、色彩心理の有効活用、景観色彩の基礎、パーソナルカラー、色彩を用いたコミュニケーション、などがありますが、イルドクルールでは、色彩に関わる講習や講演内容は全て対応が可能。
毎回オリジナルで専門分野の講師がより良い内容の実施に向けて企画立案いたします。

「イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット」
在九州の色彩の専門家は、全国レベル的にも先進の実務経験の豊かな人材がそろっており、中央一極集中の講演や講習依頼から在九州の専門家への依頼に多くの企業団体様のご依頼がシフトしてきています。

イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット(1)
企画段階から、在九州の色彩の専門家の人材は綿密に打ち合わせが可能。

イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット(2)
在九州の色彩の専門家のは、身近でアフターフォローの不安がない。

イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット(3)
在九州の色彩の専門家のは、顔の見える距離感で活動し普段の取り組みがわかりやすいので安心。

イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット(4)
実施に向けて、旅費や宿泊費が生じないので予算的にスリム化が実現。

イルドクルールの講演講習をご利用いただくメリット(5)
広告代理店等を通さずダイレクトに経費を計上し、予算的にスリム化が実現。


ずいぶん、手前味噌的な記述ですが、在九州の専門家起用はメリットがいっぱいでお勧めです。

色彩/カラーに関する講演講習は、ぜひイルドクルールをご検討ください。


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イルドクルール

WEBsiite https://www.e-sikisai.com/coloranalysis1.html
代表松元昌子 Instagram https://www.instagram.com/shoko_color/?hl=ja

メール color@e-sikisai.com
電 話 092-731-0365

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