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カラーコンサルタント/イルドクルールの 長(osa)和洋です。
福岡、大分、熊本、鹿児島〜九州ほぼ全域でカラー専門のコンサルサービスを提供しています。

カラー/色彩は、ほぼ私たちの生活のすべてのジャンルに関係し、衣食住に関する色々なカラーの仕事が存在します。

一般的にカラーコーディネイターの仕事などは認知されていますが、今時は配色は完成されたもの。パソコンソフトでも簡単に美しいバランスのとれた配色が瞬時にできる時代に、カラーのコーディネイトだけで仕事をしていける時代でもなくなっています。

様々な問題やニーズにピンポイントで、つまり極限まで個に対応出来るカラーリストやカラーコンサルタントが求められています。

普段のカラー全般のコンサル業務以外に、大学はじめ教育機関や生涯教育施設での色彩講義や講話も担当。また、次世代を担うカラー/色彩の専門家の人材育成に力を入れています。
まだまだ、日本も九州も、熊本も、仕事のできるカラーリスト、社会に貢献出来るカラーセラピスト、目の前で問題解決出来るカラーコンサルタントが足りません。

このブログで、そんな日本内外のカラーの業界の事情や問題も取り上げながら、熊本の皆さんの一つでもためになればと考えています。

色彩学、カラーコーディネイト、配色、デジタルカラー、パーソナルカラー、カラー診断、イメージコンサルティング(イメコン)、色彩心理、カラーセラピー、カラーマネジメント、カラーマッチング、環境色彩、景観色彩、建築の色彩、内装や外装の色彩、…色々なカラー/色彩の話題と情報をアップして参ります。

詳しくは当方の所属カラーコンサルタント
↓イルドクルールのWEBサイトをぜひご覧下さい。
https://www.e-sikisai.com
(どうぞ、「イルドクルール」で検索してください)
↓メールでのお問合せもお気軽に
color@e-sikisai.com
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2024年12月19日

この数年は自己診断のお客様の再診が急増@熊本パーソナルカラー診断とイメコン




カラー診断と大事な光イルドクルール

熊本の皆様にパーソナルカラーやイメコン(イメージコンサルティング)に関する最新の情報です。

熊本に限ってのお話ではなく、また改めてお伝えする話ではありませんが、新型インフルエンザが流行してからと言うものこの数年はオンラインカラー診断やリモートカラー診断に振り回される人が急増。
このカラー専門ブログでも度々パーソナルカラー診断の自己診断についてはデメリットがかなり多いと、警鐘を鳴らしています。

残念な話ですが、オンラインカラー診断やリモートカラー診断のようなネットを介して双方向で画像を送り判定するカラー診断は不可能です。
それは、この2024年12月をもってしても、Aiの進化も見てもまだ実現のめどは立っていません。

しかし、コロナ禍もあり、新型インフルエンザ感染を回避する意味で、水面下でオンラインカラー診断やリモートカラー診断は急増しました。
「できないこと」「不可能なこと」は現場のカラーリストやカラーアナリストは十分承知して理解していましたが、一部業者がこれを商機とみて、
「経費のかからない」
「設備投資や家賃がかからない」
「地域や商圏にかかわらず拡大できる」
アプリやマニュアル依存のオンラインカラー診断やリモートカラー診断を一気に拡大したのです。

誰が困ったでしょう?
誰が被害を被ったでしょう?

特にカラー診断に費用も時間もかけたくない若年層の特に女性が、オンラインカラー診断やリモートカラー診断のターゲットとされました。

結果、根拠も責任も脈絡も無い、肝心の人を見て判断しないパターン化された「仲間分け」のようなオンラインカラー診断やリモートカラー診断の回答や結果が本来の診断結果を導き出す確率はかなり低く、いつのまにか
「パーソナルカラー診断って当てにならない」
「パーソナルカラーでおしゃれしても全然映えない」
と言う評判さえ産みました。

さもありなんです。

今日の今日、パーソナルカラー迷子が増えたことは、簡易カラー診断やイベントカラー診断のように、基本を無視したメイクも取らない短時間のカラー診断の普及も原因ですが、オンラインカラー診断やリモートカラー診断を利用した若年層の方々の増加も確実にその一因です。

言ってしまえば、オンラインカラー診断やリモートカラー診断で言い渡された診断結果の多くが、不思議とメイクを取ってプロが行う正規のパーソナルカラー診断と真逆の答えが占められ、当然、個性と真逆の色を身にまとうわけですから、不健康で、顔色は悪く、服とは乖離または反発、その人の個性や世界観を何一つ語ってくれないからです。

森を見て木を見ず…
の言葉がありますが、
色を見て人を見ていないのが簡易診断であり、オンラインカラー診断やリモートカラー診断。

人はモノではないのです。

パソコンモニターの色の違いイルドクルール


また、普通の常識や知識があれば、パソコンやカメラの個体差があって、双方向で同じ色や画像は見えていないことは今や常識です。
特にオンラインで双方向で送受する画像の場合、パソコンやスマホ、タブレットのカメラの性能やイメージセンサ、カラープロファイルに大きな差があって、異なった色を双方で見ることになります。

と言うことは、オンラインカラー診断やリモートカラー診断は、さほどインターネット事情や諸光学や撮影理論、色彩理論の専門知識が無い方々が飛びついたものであることも明らかです。
熟知していれば、また消費者のこと思えば、そんな無謀なことはできません。

macで撮影したZOOMデータ福岡イルドクルール
WEBカメラで撮影したZOOMデータ福岡イルドクルール

画像は、Apple/iMacの内蔵カメラの画像と、同じ被写体を同時にパソコンショップ等で販売している汎用のWEBカメラ(オンライン会議やリモートのやり取りに好適、画面の隅まで美しくくっきり高画質 と製品外装に書かれています)での画像を2つ並べてみました。

もう、こうなると、オンラインカラー診断やリモートカラー診断は不可能というより、破綻していることがご理解いただけると思います。
社会悪と言って良いほどでしょう。

もちろん、Windowsマシンであれば、メーカーごとにカメラやイメージセンサ、カラープロファイルは異なり、言ってしまえば、テレビがメーカーや機種で色が全く異なるように、Windowsマシンならもう色の管理や把握はかなり専門的な支援と設備が必要になります。一方、Macは、1つのメーカーが管理していますので、色の物差し、カラープロファイルは統一、カメラやイメージセンサーにも一貫性があり優位ですが、それが全てでは無いので、Mac同士でも環境や照明、個体差や劣化の原因で、オンラインカラー診断やリモートカラー診断は不可能です。


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